先日7年間乗ったオデッセイが3回目の車検でした。
ディーラーに持って行くと十数万円。ユーザー車検なら、8万ちょい。
削れるお金は削っておこう。と、いうことで、ユーザー車検に挑戦!
折角なので、ユーザー車検の受験方法を紹介します。
※紹介しているのは普通自動車の場合です。(軽自動車等は異なります。)
※250cc以上の2輪車も手続きは同じですが、重量税、自賠責保険金額がもっと安い。
※西三河自動車検査登録事務所での受験をモデルケースにしています。
【ユーザー車検のメリット】
・料金が安い!
・自分で点検するので、消耗品の減り具合等を自分で把握できる。
【ユーザ車検のデメリット】
・休日はやってないので、平日に陸運局へ自分で出向く必要がある。
・自分で点検・整備する時に手が汚れる。
・ちょっとだけ車の知識が必要。(デメリットではないかも)
【ユーザー車検当日迄の事前準備】
@陸運局に検査予約の電話をする。(10日前ぐらいから予約可能)
→最寄の陸運局・陸運支局又は自動車検査登録事務所ならどこででも受験できます。
(県外ナンバーでもOK)
西三河の方はこちら>>西三河自動車検査登録事務所
A整備点検記録簿に従って点検。交換が必要な部品は交換する。
→交換部品がすぐに手に入らない場合もあるので、早めに済ませましょう。
意味不明な項目があれば、車に詳しい人にちゃんと聞きましょう。
ナンバープレート灯の球切れは見落としがちなので注意しましょう。
有効期限の切れた点検整備済シール(丸いシール)ははがしておきましょう。(期限切れのシールが貼ってあると不合格になります)
タイヤホイールキャップが付いている場合は外しておきましょう。
ハイブリッド車の場合は、排ガス検査に必要な為、サービスモード(整備モード)に設定する方法を事前にネットで確認しておきましょう。
B自賠責保険を次回の車検期限迄延長する。
→陸運局近くにも自賠責保険屋さんがあり、当日でも加入可能ですが、
任意保険とセット加入で割り引きされている方は、
事前に指定の保険会社で加入しておきましょう。
Cその他、必要書類に紛失がないか確認する。
→車検証、自動車税の納税証明書(直前の5月頃に支払ったもの)が必要です。
万が一納税証明書を紛失した方は、市役所等で事前に再発行しておきます。
※普通4輪車の場合で、納税日から一定の期間が経っている場合は納税証明書無しでもOK
※2輪車は納税証明書が必要です。
【当日の持ち物】
・車検証
・自賠責保険証券(次回の車検有効期限迄有効のもの)又は、お金(約2万3千円)
・自動車税の納税証明書(直近に納税したもの)
・点検記録簿(記入済のもの)
・A4のバインダー
・ビニールテープ&紙(ヘッドライトがハイビームとロービーム別体の車の場合)
・予約番号(予約電話時に発行された番号)
・お金( 重量税 + 検査手数料1700円 + 予備のお金)
車両重量毎の重量税額は以下(車検有効期間が2年の場合)・・2020年12月現在
車両重量が0.5t〜1.0t・・・25200円以下
車両重量が1.0t〜1.5t・・・37800円以下
車両重量が1.5t〜2.0t・・・50400円以下
車両重量が2.0t〜2.5t・・・63000円以下
車両重量が2.5t〜3.0t・・・75600円以下
以下と記載したのは、年数やエコカー具合で減額される為です。
【予約当日陸運局に行ってからやること】
@自賠責保険の延長が済んでいない人は、陸運局前の自賠責保険屋で加入する。
A窓口で申請用紙(自動車検査票・継続検査申請書・自動車重量税納付書)入手し、記入例を見て記入する。
B陸運局内の建物で重量税、検査手数料の印紙を購入し、所定の位置に貼り付け。
C記入した用紙と書類をユーザー車検窓口に提出してチェックを受ける。
・自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・自賠責保険証
・車検証
・整備点検記録簿
・納税証明書
Dチェックを受けた用紙をA4のバインダーに挟んで車に戻る。
G検査ラインに並ぶ
※ホイールナットの締め付けトルク検査ができるように、ホイールキャップがついている車は並ぶ前に外しておきましょう。
H検査員の指示に従ってまず、外観やシートベルトランプ、車体番号の検査を受ける。
I検査ラインに入ったら、電光掲示板の指示に従って車を操作。
結果も自分で機械に通して印字する。
※ハイブリッド車の場合は、排ガス検査の時にサービスモード(整備モード)に設定する必要があります
※ヘッドライトのハイビーム時にロービームが消灯しない車両で、ロービームでの光軸検査NGの場合、ハイビーム検査時にロービームに持参した紙をビニールテープで貼って覆う。(実施しないと検査機がロービームをハイビームと誤認識して検査NGとなる場合があります)
J検査NGとなった項目がある場合、その場で修正できれば修正して再度検査ラインに並ぶ。
尚、光軸チェックでNGになった場合は、近くのカーテストセンターで調整してもらう。
(西三河自動車検査登録事務所前の光軸調整屋さんは左右で2000円ぐらいでした。)
NG項目で、当日修正できない場合は、諦めて後日出なおす。
K全部OKになったら、総合ボックスで総合判定をしてもらい、最初に用紙を書いた建物の窓口に用紙を提出。→新しい車検証の交付を受ける。
Lフロントガラスのステッカーを交付された新しいものに張り替えておきましょう。
※尚、当日の再検査は2回(合計3回)迄可能。
3回目の検査でNGの場合は、ペナルティーがあるようです。
スムーズにいけば所要時間は約1時間ちょっとです
わからなければ係員が優しく教えてくれるので、是非トライしてみてください。